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5.録音するソフトの選び方

waku_recsoft.jpg

自分の歌を録音するのに、何の録音ソフトを使ったらいいのでしょうか?

 

歌い手さん達、またはMIXer(ミキサー/MIX師)さん達が使う録音MIXのソフトには、大体次のようなものがあります。

 

 

無料ソフト系

 

有料ソフト系

 

 

色々ありすぎて、わけわからないですね!

 

 

録音ソフトを選ぶのに、次のことを考えると割と答えがでやすいです。

それは、

 

  1. ソフトにお金がかけられるか?
  2. オーディオ・インターフェースなどに、すでにLE版(*1)のDAW(*2)が付属していないか?
  3. 自分でMIXするのか、それともMIXer(ミキサー/MIX師)さんに頼むのか

 

3つです。

 

*1 : LE版は、機能制限版という意味です。

*2 : DAWは、MIXをするためのソフトのことです。SONARやCubaseなどのことです。

 

 

 

追記:2013年11月25日に、話題のStudio One Freeを使ってみた。という記事を書きました。こちらも合わせてご覧ください。

 

 

 

機能制限版のDAWが付属していないか?

mixer1.jpg

 

もう自分でオーディオ・インターフェースなどを持っている場合には、

機能制限版のDAW(MIXソフト)が、付いていることが良くあります。

例えば、ROLAND QUAD-CAPTUREには、

SONAR X1 LEというDAWが付いています。

 

 

そういう場合は、考える必要はありません。

 

それを使いましょう。

 

機能制限版(LE版)と言っても、

大体、使えるトラック(*3)が64個まで、とか、歌ってみたの録音やMIXでは

ほとんど関係ないレベルの機能制限なので、安心してください。

 

 

充分それで使えます。

 

 

高機能のDAW(MIXソフト)なんて難しくて使えない!という方は、

MIXerさんにMIXを依頼する場合の方をみてみましょう。

 

 

*3 : トラックは、一度に再生できる音のことです。例えば楽曲のオケで1つ、メインボーカルで1つ、ハモリで1つ、合わせて3つの音を一度に扱う場合は3トラック使います。

 

 

 

 

自分でMIXする場合

headphone.jpg

 

録音もMIXも自分でやります!という方は、MIXのことまで考えて、DAW(MIXソフト)で録音しちゃいましょう。

 

 

オーディオ・インターフェースなどに付いている機能制限版があればそれで充分ですが、ない場合は・・・

 

 

 

ReaperというDAWを使うのが良いです。

reaper_en.jpg

 

Reaperは、最新版一応有料ソフトです。

が、30日は試用期間で使えて、

その後も「買ってね!」という広告は毎回出ますが、

無視しても機能が制限されたりしないので、そのまま使えます。

 

 

広告が嫌な人は、今でもベータ版があって、

そちらはフリーですので、そちらを使うのが良いでしょう。

ただし、最新版よりも機能は劣ります。

 

 

どちらもそのままだと英語ですが、日本語化できますので、安心してください。

 

 

 

リンクをまとめておきます。

 

 

 

 

MIXerさんにMIXを依頼する場合

ballpengirls1.jpg

 

MIXerさん(ミキサー/MIX師)にMIXをお願いする場合は、録音ソフトは、

自分の力量で使えるもので選ぶのが良いです。

 

ですが、MIXerさんによって依頼を受ける条件が違うので、

注意しなければいけません。

 

多くのMIXerさんは、MIXの依頼を受ける時に、

「これだけは注意してね!」という注意点を公開してます。

こちらの記事の方に大体の人に共通する注意点を載せています)

 

 

その注意点にほとんど必ず入っているのが、

頭出しをしてください。(頭合わせをしてください)

というものです。

 

頭出しというのは、簡単に言うと、

自分が歌っている部分と曲のオケをぴったり合わせてね!

ということです。

 

 

詳しい理由は今説明しませんが、マイクを通して歌を録音すると、

自分では完璧にタイミングを合わせて歌っていても、録音された音はちょっと遅れる

という事がおきます。

 

 

これを直してから、ファイルを下さいと言われるのですが、それをするためには、

SoundEngine

は使えません。

 

SoundEngineではトラックが1つしか使えないので、

オケに音が完全に合ったかどうか確認できない

からです。

 

 

なので、大抵の場合、

  • RadioLine
  • Audacity
  • Reaper

のどれかから選びます。

 

 

それぞれのソフトの特徴を、簡単にまとめてみます。

 

 

◆ RadioLineの特徴

 

radioline.jpg

 

  • 扱いが非常に簡単で超初心者向け
  • トラックが4つまでなので、同時に録るハモリなどで困ることも。
  • エフェクト(効果)がエコー(リバーブ)程度しかない。

 

ダウンロードはこちらから。

 

 

◆ Audacityの特徴

 

audacity.jpg

 

  • 扱いが高機能DAWに比べると割と簡単。
  • トラックも無制限に扱える。
  • 標準で歌ってみたの簡単なMIXが出来るくらいのエフェクト(効果)はある。
  • 後からエフェクト(効果)を追加できる。
  • 書き出す時に音がずれることがあり、MIXerさんによっては使わないで欲しいと言われる。

 

ダウンロードはこちらから。

 

 

◆ Reaperの特徴

 

reaper_en.jpg

 

  • 有料のDAW(MIXソフト)とそん色ないくらい高機能
  • 初心者向きではない。
  • トラックは無制限に扱える。
  • エフェクト(効果)のプリセット(女性ボーカルならこの設定!みたいなもの)はない。
  • エフェクト(効果)の追加ができる。
  • 日本語で使うためには、日本語化が必要。

 

ダウンロードのリンクは自分でMIXする場合の方にまとめてあります。

 

 

 

この通り、大体扱いやすさに違いがあるので、

自分がどれなら扱えそうか、で決めると良いと思います。

 

 

 

まとめ

matome.jpg

 

録音は、MIXerさんに依頼するとしても、丸投げは基本的にできません。

満足いくものを求めていくと、多少はDAW(MIXソフト)が扱えないと厳しいです。

 

 

でも、割と扱いが簡単なMIXソフトもありますので、ちょっと勉強すればなんとかなります。

 

自分の力量にあった扱えそうなもの、を使っていきましょう。

 

 

初心者の人は、

のどちらかを使いましょう。

 

 

自分でMIXまでする人は、

  • Reaper
  • オーディオ・インターフェースなどに付属しているLE版(機能制限版)

のどれかを使いましょう。

 

 

有料のDAWを使いたい、という方は、次回の有料のDAWの違いが知りたい!の記事をごらんください。

 

 

>次回 有料のDAWの違いが知りたい!

 


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録音   2013/11/07   WebMaster
タグ:録音 , DAW , ソフト

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